仲倉貴之の人生おっぺけぺ

メルダー3rdアルバム「快楽月夜」
(カセットテープ) 2000.9 全13曲
(12cmCD) 2002.4 全13曲

工藤友美から「コンセプトはエログロナンセンス」と伝えられ、
どうすればよいのか迷ってしまったのがこの1枚。
しかし、タイミング良くコンセプトに合った曲が数曲完成していた為、
それらの曲を暖める間も無く収録してしまったと云うイワクツキ。
「よい子のめるだぁ」と同時進行の為、余裕ある歌録りスケジュールのはずが
調子の悪くなったMTRに振り回される事に…。

曲名    
愛のコンファーム 作詞:仲倉貴之
作曲:仲倉貴之
歌唱:仲倉貴之
古代インドの「カーマ・スートラ」に影響を受けて詞を書いたもの。途中の呪文の所を聴いた工藤は「やられた!」と想ったそうな。アレンジ面では、インドと云うだけでシタールの音色を使ってみたが、これまでに無い雰囲気に仕上がったのではないだろうか。
淑女の霪雨

作詞:工藤友美
作曲:工藤友美
歌唱:工藤友美

デモテープには間奏のギターソロも入っていたので、本番で同じフレーズをもう一度弾いてもらった。そのギターの終わりに合わせて2番以降のオケをシンセサイザーから流して録音すると云う面倒な事をやっている。よく聴くと、ギターソロが終わる直前に「カチャ」と云う音がする。

行き止まり 作詞:仲倉貴之
作曲:仲倉貴之
歌唱:仲倉貴之
適当に弾いていたギターのコード進行が気に入ったので、すぐさまメロディをつけた。詞をなんとなく書いてしまった為に曲名が思い浮ばず、工藤に名付け親になってもらった。この辺から演歌っぽい曲を創るようになってきたはず。
天日製塩 作詞:工藤友美
作曲:工藤友美
歌唱:工藤友美
工藤がメインで編曲。仲倉はおまけ程度に参加している。ピアノがメインを勤めている点や、Bメロや大サビにおけるギターのリフなどは当時の仲倉には出来ない事であり、今も尚苦手な手法である。
むかし話 作詞:仲倉貴之
作曲:仲倉貴之
歌唱:仲倉貴之
リズム先行で創った珍しい曲。どちらかと云うと歌入れの現場で色々とアイデアを詰め込んで創り上げた曲である。曲の明るさに相反して、詞の内容はグロテスクである。予め言っておくが、映画「スタンドバイミー」からは何の影響も受けていない。
曼珠沙華 作詞:工藤友美
作曲:工藤友美
歌唱:工藤友美
まだ太鼓が入っていない「曼珠沙華」。ギターはモーリスのフォークギター。ロゴが縦に入っているので相当古いものらしい。仲倉の部屋でギターを録音しているので、部屋鳴りも相当なものである。
雨降り憂鬱日曜日 作詞:仲倉貴之
作曲:仲倉貴之
歌唱:仲倉貴之
当時プリンタが壊れていた為、それ以降パソコンではなくレポート用紙に向かって詞を書くようになった。広辞苑片手に「憂鬱」と云う漢字を書いていたが、2番のサビを書く頃には普通に書けるようになっていた。いずれ「醤油」「薔薇」なんかもこのやり方で覚えよう。
作詞:工藤友美
作曲:工藤友美
歌唱:工藤友美
工藤編曲。私はノータッチ。こう云うアレンジは私には絶対に出来ないであろう。そのおかげでメルダーの曲のイメージを統一化する事無くやっていけるのではないかと想う今日この頃である。
銀のハサミ 作詞:工藤友美
作曲:工藤友美
歌唱:工藤友美
工藤編曲。私はノータッチ。「カノン」をベースにしたチープなアレンジが特徴。と云うよりも、初めからそのつもりで同じコード進行にしたと最近になって聴かされた。私にはそこまで考えられません…。
知子、夢に出る。 作詞:仲倉貴之
作曲:仲倉貴之
歌唱:仲倉貴之

夢の中での出来事を綴った詞。夢が覚める表現に使用したフルートやホイッスルがポイント。イントロや間奏で聴かれるギターのフレーズは、なんとなくギターで遊んでいた時に出来たもので、この曲に着手した際「早速使っちゃおう」と早々に使ってしまったものである。

14番目 作詞:工藤友美
作曲:工藤友美
歌唱:工藤友美
アレンジは松山千春「旅立ち」を大いに意識している。これはイントロのギターがそれっぽく聴こえた為だと想われる。フォークでありつつもファンクっぽいリズムを使用している辺りが「ニューミュージック」なのだと私は想う。
某る夏の夜 作詞:仲倉貴之
作曲:仲倉貴之
歌唱:仲倉貴之
エレキギターで遊んでいた時にコードから出来た曲。ロックっぽく創ったのでギターのダビングも非常に多い。詞の内容は「西洋油菜」と同系列にあり、2曲とも仲倉の若い歌声のせいで余計意味深になっていると専らの評判である。
おまつりのうた 作詞:工藤友美
作曲:工藤友美
歌唱:工藤友美
デモテープをもらった時「おまフリってなんだろう?」と想ったイワクツキの1曲。リズムと歌声以外がほとんど聴こえてこないと云うとんでもない曲でもあり、アルバムのトリを飾る曲としての不完全燃焼感は否めない。(今更ながら)こう云う曲はアコースティックの方が似合うと想う。
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