仲倉貴之の人生おっぺけぺ

メルダー1stアルバム「処女航海」
(カセットテープ) 1999.9 全10曲

1999年4月、仲倉と工藤はメルダーを結成する。
その後、仲倉は知人よりヤマハのMD8と云うMTRを安く譲り受ける。
これを機に、メルダーの作品を「カタチにする」事が行われる。
1999年夏の事であった。
10曲の歌録りを3時間で行わなければならないと云う
超強行スケジュールの中、
「自分の歌を歌った事がない」仲倉は相当苦戦を強いられた。
また、楽器や機材がほとんどなかったこの頃、
音作りや仕上げには相当苦しめさせられた。

曲名    
メルダーのテーマ 作詞:仲倉貴之
作曲:工藤友美
歌唱:メルダー
1曲目はメルダー初の合作。工藤の曲に合わせて仲倉が詞を書くという曲先スタイル。アレンジはスカイライダーの挿入歌「変身!仮面ライダー」を意識したもの。ギターはエレキギターとシンセサイザーの自動演奏によるもの。
トマトの主張〜INSIST〜

作詞:クラブ-ドルバ
作曲:クラブ-ドルバ
歌唱:仲倉貴之

高校時代、演劇部で劇中歌として歌われたもの。なので作詞作曲は仲倉の役名である「クラブ-ドルバ」と表記されている。典型的なフォークソングの創りであるがアレンジは何故かテクノである。この時期、如何に私が非力であったかが伺えるアレンジである。
鈍感敏感少年少女 作詞:工藤友美
作曲:工藤友美
歌唱:工藤友美
工藤から渡されたデモテープには、カシオトーンによるディスコスタイルの自動伴奏で歌われたこの曲が収録されていた。ディスコ音楽が全くわからなかった私は、そのカシオトーンの自動伴奏を真似てアレンジを施した。やはり私は非力であった。
ずぅ〜っと、ボーッと 作詞:仲倉貴之
作曲:仲倉貴之
歌唱:仲倉貴之
この頃は曲先で創る事が多かったので、このような字余りの曲が沢山あったのだ。「処女航海」の時のこの曲は、歌い方に強烈なクセがあり、私を含め一部の方はとてつもない不快感を覚えたのである。アレンジはワイルドだが、詞の内容は弱々しい男を描いたものだ。
あなたは人形の如く… 作詞:仲倉貴之
作曲:仲倉貴之
歌唱:工藤友美
メルダー結成前、工藤はこの曲を聴いて「この人となら組める」と確信したのだそうだ。そんな事もあってか「自分で創った歌は自分で歌う」メルダーにおいて早速の「例外」曲である。アレンジはチープであるが、今の私には逆にうらやましい感性である。
メルダーアクション 作詞:工藤友美
作曲:仲倉貴之
歌唱:メルダー
私が先に曲を創り、工藤に丸投げした曲。アレンジは80年代後半〜90年代前半といった感じ。基本的な構造はのちの同曲に受け継がれているが、ことアレンジに関しては全くの大違いである。やはり、この頃音楽的「手数」が少なかった事を物語っている。
ミニトマトの主張 作詞:仲倉貴之
作曲:仲倉貴之
歌唱:仲倉貴之
ギターエフェクターがなかった為、マルチエフェクターのディストーションを使ったと云う、本アルバム唯一の「歪んだギターの音」が登場する曲。「ミニトマトの気持ち=ひがみ」を音楽的に表現するとこう云う感じではなかろうか?と珍しく意味のあるアレンジである。
白い砂漠 作詞:工藤友美
作曲:工藤友美
歌唱:工藤友美
メルダー結成前、この曲を聴いた時に「この人となら組める」と仲倉が想ったのは云うまでもない。その日のうちにアレンジに着手。チープながらも「砂漠の虚無感」を上手い事表現出来たのではないか?と自負しております。やや都会的なイメージもあるが…。
ごちゃまぜの季節 作詞:工藤友美
作曲:工藤友美
歌唱:工藤友美
今迄、工藤から明確な「やり直し!」を喰らったのは後にも先にもこの曲だけではないかと想う。おかげでいいものが出来たと想うが、今聴くとやはり自分は非力だなぁ〜と感じる。そもそも工藤のキーにも合ってないのでとても歌い辛そうである。
あじさい 作詞:工藤友美
作曲:工藤友美
歌唱:工藤友美
初めて打込みを使わずにレコーディングした曲。一度こうやってしまうと、中々打込みを使ったアレンジが想い付かないものであるが、この曲の場合はこのスタイルで問題無いと想う。もう少し楽器が入ってきてもいいのかな?と、次への構想を練っている…。
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